| 1 あなたの名前を教えてください |
蛙男「･･･蛙男と呼ばれている」 佐藤「佐藤です。下の名前は＃＠（録音機器謎の故障）。平凡ですよね」 |
| 2 年齢は？ |
蛙男「そんな昔のことは忘れた。この肉体はまだ数十年はもつだろう」 佐藤「三十路を超えてます。同級生は家庭を持ったり立派に仕事をしていますけど、私にも役割があると信じています」 |
| 3 性別は？ |
蛙男「男」 佐藤「はぁ･･･男性です」 |
| 4 貴方の性格は？ |
蛙男「冷静さをモットーとしている」 佐藤「以前は真面目だと言われていました。そんなことはありません。･･･愚かです」 |
| 5 相手の性格は？ |
蛙男「つかみどころのない馬鹿だ」 佐藤「物凄い博識で、いつも冷静な方です。でもたまに、その･･･周囲から見て奇異な行動を取るので、ちょっと困ります」 |
| 6 二人の出会いはいつ？どこで？ |
蛙男「出会いは二度ある。「佐藤」という男に会ったのは例の事件の三年後だ。とある路上で」 佐藤「奥軽井沢に家庭教師として派遣された時に、『いらずの森』で遭遇しました」 |
| 7 相手の第一印象は？ |
蛙男「身体を壊していた」 佐藤「すみません･･･腰が砕けるほど怖かったです」 |
| 8 相手のどんなところが好き？ |
蛙男「好きだと言った覚えはない」 佐藤「敬愛しているという意味では、好きです」 |
| 9 相手のどんなところが嫌い？ |
蛙男「嫌いだと言った覚えもない」 佐藤「考えたこともないですし、特にこれといって･･･」 |
| 10 貴方と相手の相性はいいと思う？ |
蛙男「ある意味最悪ではないかと私は思うが、奴がどう感じているかは知らん」 佐藤「蛙男さんにとっては、よくないでしょうね。私は邪魔ばかりしていますし、足をひっぱってますから･･･」 |
| 11 相手のことを何で呼んでる？ |
蛙男「佐藤」 佐藤「蛙男さん、です。慌てると『きゃあるおとこ』って言ってしまって恥ずかしいです。第三者が居る時は『山田』さんとお呼びしています」 |
| 12 相手に何て呼ばれたい？ |
蛙男「別に何でも構わんがあまり過去の名前にこだわらないで欲しい」 佐藤「佐藤で構いません」 |
| 13 相手を動物に例えたら何？ |
蛙男「人間は人間だろう。顔は猿に似ているかも知れない」 佐藤「は？（驚愕）蛙以外に何があるんですか！」 |
| 14 相手にプレゼントをあげるとしたら何をあげる？ |
蛙男「･･･もう少し体力を･･･あ、いや、何でもない」 佐藤「メシア復活の日を。僕があげられるわけはないんですが、蛙男さんが一番喜ぶと思うので」 |
| 15 プレゼントをもらうとしたら何がほしい？ |
蛙男「･･･もっと長生きをしてくれさえすれば･･･失敬、どうも独り言が多いようだ」 佐藤「･･･ヤモリビトの魂があれば、少しはお役に･････」 |
| 16 相手に対して不満はある？それはどんなこと？ |
蛙男「生きろ！無茶をするな！体を大事にせんか馬鹿者！」 佐藤「私に対して、そんなに気を使わなくていいです」 |
| 17 貴方の癖って何? |
蛙男「皮膚の滑りで、眼鏡がずり落ちて困るのだ･･･直しているうちに癖になってしまった」 佐藤「一時期咳がひどかったので、なるべく静かに咳をする癖はつきました。鼻から息を出すとあまり音が出ないんですよ」 |
| 18 相手の癖って何？ |
蛙男「常に私に意見を求めることか･･･些細なことくらい自分で判断しろ」 佐藤「よく･･･メシアが持ってらしたソロモンの笛を、眺めています」 |
| 19 相手のすること（癖など）でされて嫌なことは? |
蛙男「私の肌に気安く触るな」 佐藤「特にないです」 |
| 20 貴方のすること（癖など）で相手が怒ることは何？ |
蛙男「何故、多少の皮膚の破れくらい放っておけないのだ？いちいち傷薬を取り出すのだ奴は」 佐藤「何時間も書庫にこもっていると、いきなり叩き出されます。独占してるつもりはないんですが、すみません、きっと邪魔なんでしょう」 |
| 21 二人はどこまでの関係？ |
蛙男「共に待ち続ける者だ」 佐藤「どこまで？許されるなら、使徒でいたいです」 |
| 22 二人の初デートはどこ？ |
蛙男「デートというのは恋愛関係にある「男女」が行うものではないのか？何の話をしているのだ？」 佐藤「デッ･････!!（赤面）す、する暇なんかありませんよっ」 |
| 23 その時の二人の雰囲気は? |
蛙男「だから何の話をしているのだ」 佐藤「できませんて！その、お忙しいので誘えないだけで、本当は水の綺麗なところとかで和んで頂きたいんですけど僕がいっしょだと邪魔でしょうしでも蛙男さんが気持ちよさそうならそれでもいいし（以下、早口で聞き取れず）」 |
| 24 その時どこまで進んだ？ |
蛙男「意味がわからないことを、どうして何度も聞く？」 佐藤「はぁ。はぁ。ええと、なんの話でしたっけ？」 |
| 25 よく行くデートスポットは？ |
蛙男「しつこい！」 佐藤「水の綺麗な所に連れて行ってあげたいです（手には『日本の名水100選』）」 |
| 26 相手の誕生日。どう演出する？ |
蛙男「奴がめでたいと感じているなら何かするだろう」 佐藤「誕生日、多分もう覚えてらっしゃらないと思います。僕としてはお祝いしたいんですけど。 お祝いするとしたら、そうですね、ドイツのデュッセルドルフにある川の水をあげたいです。別名奇跡の水というんですが、人工では作れない濃度の活性水素水なんです。この水で禊をしたら、水泡の腐敗速度もある程度遅らせることが可能だと思うので･･･」 |
| 27 告白はどちらから? |
蛙男「懺悔は奴がしたが」 佐藤「告白する前にバレてました」 |
| 28 相手のことを、どれくらい好き? |
蛙男「好きでも嫌いでもないと言っただろう」 佐藤「蛙男さんなしでは、今の僕は存在していません」 |
| 29 では、愛してる? |
蛙男「そういう概念は･･･もういい」 佐藤「リビドーとかアガペーとかでは括れません」 |
| 30 言われると弱い相手の一言は? |
蛙男「もういいから、そう自分を責めるな」 佐藤「無理をするな、と言っている蛙男さんの顔がとても辛そうで、申し訳ないです」 |
| 31 相手に浮気の疑惑が! どうする? |
蛙男「浮気というのは健全な夫婦における･･･何？違う？」 佐藤「はぁ･･･。メシア以外に忠誠を誓うなんてあり得ないと思うんですが」 |
| 32 浮気を許せる? |
蛙男「愛とはうつろうものだ」 佐藤「社会的に認められた関係･･･たとえば夫婦ですか。その場合は許せる行為ではないと思います。婚姻前のカップルでも、あまり褒められた行為ではないですね」 |
| 33 相手がデートに1時間遅れた! どうする? |
蛙男「何度言わせる。デートというのは･･･。わかった。待ち合わせ、ということなら話してもいい。 私はもう何千年も生きた。１時間やそこらどうということはない。しかし時間に硬い佐藤が遅れることは有り得ないだろう」 佐藤「時間に正確な方なので想像しにくいですが、もし遅れたら、何らかのトラブルが発生したものと考えます。連絡手段がなければ、その場を動きません」 |
| 34 相手の身体の一部で一番好きなのはどこ? |
蛙男「身体･･･？一部･･･？佐藤は一部ではなく、全体が健全であってこそ望ましい」 佐藤「本人は気にしているようですが、浮き上がっている水泡が好きです(笑)。ぷにぷにしていて」 |
| 35 相手の色っぽい仕種ってどんなの? |
蛙男「男が色っぽいというのも不思議な観念だと思うが･･･」 佐藤「（小声で）禊のあとに･･･いえ、なんでもないです･･･」 |
| 36 二人でいてドキっとするのはどんな時? |
蛙男「過去に触れた時か･･･それでも我々は未来を信じねばならない」 佐藤「メシアの復活に向けて頑張ってますが、ふと、それは何時になるんだろうというニュアンスの会話をしてしまった時です」 |
| 37 相手に嘘をつける? 嘘はうまい? |
蛙男「佐藤を騙すことなど造作もない」 佐藤「嘘なんてつけません。通用しないでしょうし」 |
| 38 何をしている時が一番幸せ? |
蛙男「今は正確な意味で幸せとは言えない。が、佐藤が元気で何かしていると、不思議と安心する」 佐藤「少しでもお役に立てたと思う時です」 |
| 39 ケンカをしたことがある? |
蛙男「は！山ほど」 佐藤「ケンカというより、叱られることが多いです。蛙男さんもたまに無茶をするので、その時は言わせてもらいますけど」 |
| 40 どんなケンカをするの? |
蛙男「･･･わざわざ恥をさらすこともあるまい」 佐藤「水場に投げ込まれたことがあります」 |
| 41 どうやって仲直りするの? |
蛙男「･･･。佐藤は素直なのだ」 佐藤「仲直りというか、悪いのは大抵僕ですから、謝ります」 |
| 42 生まれ変わっても恋人になりたい? |
蛙男「この質問ほど意味不明なものはない」 佐藤「･･･今度こそ、ちゃんとした使徒になりたい」 |
| 43 「愛されているなぁ」と感じるのはどんな時? |
蛙男「･･･誰にだ？」 佐藤「とても気を使ってくれていますが、それが愛につながっているとは思いません。そんな資格はないですから」 |
| 44 「もしかして愛されていないんじゃ・・・」と感じるのはどんな時? |
蛙男「私は誰からも愛されてなどいない」 佐藤「私は足手まといなのを自覚しています」 |
| 45 貴方の愛の表現方法はどんなの? |
蛙男「愛する者がいるとしたなら･･･その者に負担や負い目を感じさせないのが真実の愛というものだろう」 佐藤「とにかく、なるべく迷惑がかからないように心がけています」 |
| 46 もし死ぬなら相手より先がいい? 後がいい? |
蛙男「･･･。もう、やめてくれないか」 佐藤「確実に僕が先ですが、少しでも長い時間お手伝いがしたいです」 |
| 47 二人の間に隠し事はある? |
蛙男「誰で他人に言えない過去を持っている･･･それはいけないことか」 佐藤「あります。蛙男さんにも私にも。けれど、あえて話す必要がないんですよ」 |
| 48 貴方のコンプレックスは何? |
蛙男「些細なことだ」 佐藤「････････（全身が震えて声が出ない）」 |
| 49 二人の仲は周りの人に公認? 極秘? |
蛙男「まだ当局の者が捜索しているかも知れない。だから隠れ棲んでいる」 佐藤「秘密裏に行動しなければならないので････」 |
| 50 二人の愛は永遠だと思う? |
蛙男「広い意味の愛だな？そういう意味なら私は佐藤を･･･」 佐藤「僕には愛の概念がわかりません。メシアを裏切った時にわからなくなったのです。今はただ、蛙男さんと一緒にいたいです」 |
| ▲このページのトップに戻る | 飼育部屋に戻る |