ブレス・オブ・正義の味方

まーだ続いてます・・・。

横からの銃弾を受けて、パンタグリエルがのそりとそちらを向く。白鳥が作った「時間稼ぎ」だ。
「・・・香澄の判断に従おう」黒羽はバムバルディをしまい、ソウドオフ・ショットガンを改めて手にする。弾丸は全てジャンク用だ。
「あなたは」巨乳女の方を見る。「僕と同じ場所に撃ち込んで下さい」
「わかった。一点集中だね。ニーナ、あんたも同じ所にパドラームを落とすんだ。」
スケスケワンピの少女が頷く。黒羽は初めて少女の名を知った事になるのだが、今はそれを記憶している余裕はない。
「いきます」
暗い線路に、ショットガンの銃声が鳴り響いた。

ソウドオフ・ショットガンに見えませーん(号泣)!うーわーんー!!

線路にソウドオフ・ショットガンの銃声が鳴り響く。
黒羽は自分が優秀な刑事とも警察官とも思っていない。ただ、与えられた任務をこなしてきただけだ。
それを、勝手に周囲が英雄視してきただけ。白鳥香澄も、最初はそうだった。自分を、大嫌いなペットネーム「レフトハンドショットガン」と呼び、勝手に英雄視していた。
ところが今はそうではない。
黒羽はパートナーとして、同じ刑事として香澄を尊敬していた。
白鳥は確かに経験値が足りているとはいえないが、それは自分も同じことだし、何よりも白鳥は決して諦めない。妥協しない。
本当に強いのは香澄の方だ。
そう感じながら、黒羽はショットガンを撃ち続ける。

ぎょええええええ!眼鏡描き忘れました!ファン失格です!ぎゃああああ!
わたなべ「でもカッコイイっす。この黒羽さん(^.^)♪」

一方、白鳥はパンタなんとかというジャンクの注意をひきつけるため、断続的にベレッタの引き金を引いていた。
「ボッシュ!」今度はちゃんと名前を呼んでやる。
「なんとかディフェンスってのは、ぜってー破れるんだろうな?!」
「破れる、とデータにはあるけど、戦ったことないから知らねえ」
金髪オカッパはどこまでもそっけない。と、我関せずだったそのボッシュが、慌ててリュウの方に近づいた。
「お、おいリュウ、何するんだ?!」
「何って、あのディクにこれをぶつけるんだ。アブソリュートディフェンスは、爆弾系トラップなら有効だって、以前言ってたじゃないか!」
銃を構えながらちらりとリュウの方を見る。
手に、思い切りダイナマイトを持っていた。
「ちょちょちょちょっと待てよ!」白鳥も慌てる。
「それ、投げるのかよ?!大丈夫なのか?!近くに人がいるんだぞ!」
黒羽に当たって木っ端微塵は願い下げだ。
「大丈夫!俺、剣技じゃボッシュに劣るけど、投げるの上手いから!」
「悪かったなノーコンで!」
白鳥が更に何か言う前に、リュウは振りかぶって第一球を投げていた。

わたなべ「のーこんカッパ(笑) 」

状況説明のために今現在彼らが置かれている状況をさくっと描いてみました。
左上の赤いの、ニーナです(爆
真ん中の黒いのが谷底。リフトの線路の位置関係、これでわかるかなあ(わかった人は偉いよ、マジ)。 ドラクォやった人は分かるかも。バイオ公社に行くまでのリフトと同じようなカンジだと思ってください。

しかし、あんまりな絵だ。

わたなべ「カスミちゃんは屁の出る銃でも持ってるのか。そしてリュウは赤いお札をかかげ、ボッシュは横で震えるばかり。間に流れるのはディープリバー・・・♪」
突っ込み過ぎだようまさっち・・・(号泣)
わたなべ「よく見ると黒ちゃんてば、右手がないし。」
まさっち・・・ここらで勘弁してくれ・・・
わたなべ「敵は紫の「さるぼぼ」と見たねv」
まさっち・・・(滂沱)

リュウはばんばんダイナマイトを対岸めがけて投げつける。
それがまた、良く当たる。自負していただけのことはある。
「なんか・・・輝いちゃってませんか?」心で突っ込みを入れてみる白鳥。ベレッタで撃つよりは、はるか〜に、そして確実に効果を上げている。
注意を逸らす、なんてもんじゃない。立派な攻撃だ。
有難いが、オレの努力って何かしら、と思う警部補であった。

「この手は通じるんだろうね」巨乳女が言う。
「・・・こういう時の香澄の判断は正しい。僕は信じなくていいから、香澄を信じてくれ」
「にゃー」
「信じろって言ったって、あたしはそのカスミってのを良く知らない。まあ、これは博打ってところか」
「そんな言い方をするな!香澄は・・・」
「はいはい。わかったよ」
「にゃー」
「ニーナ、あんたは鳴かないとパドラームが出せないのかい?」
・・・それはあの妙な銃も同じだと黒羽は思ったが、あえて口には出さなかった。
と、横から何か赤いものが飛んできた。一瞬目を奪われたが、射撃の手は休めない。
赤い物体は巨大ジャンクに当たると。爆発した。
「ダイナマイト・・・!何よ、魔法が通じないのにトラップ系爆薬なら通じるの?!なんなのよこのディクは!」
巨乳女の言うことは最もだと、黒羽も思った。

一点集中攻撃が効いたのか、ビリ、という感電するような音がして、ジャンクの身体に纏っていた、見えないシールドが破壊された。これでやっと本体に攻撃ができる。
しかし、黒羽は一瞬フリーズした。纏っていたシールドが壊れる際、一瞬だけそのシールドが「目に見え」たのだ。
「き、亀甲縛・・・・」「馬鹿!子供の前で口にすることか!」
言いかけた黒羽を巨乳女がさえぎる。
だが、あの形は紛れもなくアレである。黒羽は一瞬だけ、香澄とのプレイを想像して萌えてしまった。


ごめんなさい。また銃が画面に入りませんでした。
ごめんなさい。多分、警部補と巡査部長はそういうプレイはしてないです。妄想です。

絶対シールド、アブソリュートディフェンスは破られた。
「コウ!ここらのジャンクは通常弾でも効くぞ!残弾数は気にしないで撃て!」
黒羽は白鳥の言葉に少なからず驚いた。通常の弾丸で倒せるジャンクなど聞いた事がない。
しかし、白鳥の言葉は信じられる。それは今までの経験でよくわかっていた。
ほんの一瞬躊躇したあと、黒羽は再び引き金を引いた。
くぐもったジャンクの悲鳴(?)が聞こえた。ショットガンの弾丸が、ジャンクの身体に食い込んでいる。
「ほらほら!」巨乳女も例の妙な銃で攻撃する。
巨大なジャンクの身体がゆらゆらと衝撃で揺れた。


つ・・・続きます・・・。

土蔵入り口 話わかんなくなったYO!